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2007年3月28日 (水)

白夜

実家の父が前立腺癌で検査入院することになった。一昨年胃癌で手術したばかりなのに、まだまだ元気で働いているのに、どうしてなんだろう・・・・とやりきれない気持ちになる。今朝は自宅から2駅離れた実家に自転車で行って、ちょっと様子を見てきた。元気そうにしているけれど、内心は落ち込んでいるのだろうなぁ。どうしてあげたらいいのだろう。

ずっと昔から父は、「北欧の白夜が見たい」と言っていた。「そのうち一緒に行こうねー」なんて口ばかりで全然連れて行ってあげなくて、なんだか自分の中でカウントダウンが始まってしまったような気がして、どうしても白夜を見せてあげたくなった。今年の夏至にフィンランドに連れて行こうか・・・。しかし、海外に行ったことがなくて健康にも問題のある老人(なんていうと本人は怒るけど)を、いきなりスカンジナビア半島まで連れて行けるものだろうか・・・?10時間以上のフライトは、体にかなり負担になるのではないだろうか・・・。

いろいろ迷っていたら、日本の最北端の知床や礼文島でも、完全な白夜とはいかないまでも、それらしき現象が見られるらしい、という情報をつかんだ。北海道ならばなんとか連れて行けるだろう。一気に現実味が高まった。でも父は礼文島の白夜でも満足してくれるかな?白夜といっても3時頃から薄明るいくらいらしいのだけど・・・。

元気なときは何もしてあげなくて親不幸ばかりしてきて、病気になるととたんに負い目を感じて孝行したくなるなんて、不肖の娘でまったく申し訳ない。自己満足なのはわかっているけれど、でもどうしても、白夜を見せてあげたい。

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コメント

うちも両親ともに、癌を抱えていますが、幸いに(?)高齢なので、進行もほとんど無しで、保護観察処分中です。でも、心配は心配。
そんな中、最後の海外旅行とかで、夫婦2人でケニアに2週間行ってましたよ。
検査結果が良いと、いいですね。でもって、ぜひ旅行を楽しまれてください。

投稿: マカニ・トモ | 2007年3月28日 (水) 13時34分

→マカニさん
素敵なご両親ですね、しかも行動力抜群!私も俄然勇気が湧いてきました。
癌は多いですね。うちは母も10年以上前に悪性リンパ腫で亡くなり、私も1年半前に胃癌になった癌家系です。人が80年以上も生きるようになったのはほんの最近数十年のことで、長生きすれば癌細胞やウイルスの攻撃に負けてしまう確率も高くなるわけだ、となんとなく納得しています。病気はいやだけれど、仰るとおり年齢が高ければ癌の進行はそれほど早くはなく、自分の死出の旅の準備ができるという点で、癌は悪くはないなぁ、なんて私は思っています。
父の検査結果をもう少し待ってみて、お医者様にも相談して、大丈夫そうだったらやっぱり本場のフィンランドに連れて行こう、そうしよう。

投稿: June | 2007年3月28日 (水) 14時12分

Juneさん、こんばんは。
チャンスがあればフィンランドに連れて行ってあげてください。

私の母は15年ほど前に脳卒中に倒れ、最近は小さな頃からの持病の悪化で外出もままならなくなり、自宅療養しています。

お父様の体調が許すなら、ぜひ連れて行ってあげてくださいね。
喜ばれると思いますよ。

投稿: マーサー | 2007年3月28日 (水) 19時54分

→マーサーさん
背中を押してくださって、ありがとうございます。そうですよね、体の自由がきくうちに、行きたいところに行ったり、したいことをしたり、会いたい人に会ったり、人生を楽しまなきゃ。私の自己満足でもいい、父の喜ぶ顔が見たいって思います。マーサーさんのお母様も、どうぞお大事になさってください。

投稿: June | 2007年3月29日 (木) 09時47分

お父様のこと、心配ですね。
親はずっと元気でいてくれると思ってしまうけれど、病気になると急に不安になってしまう気持ち、よく分かります。
私の両親は離婚して、私は母に引き取られたので、父とはずっと離れて暮らしていました。でも高齢になった父が肺がんになり、余命数ヶ月になったときは、今まで親孝行をほとんどしてこなかったことを本当に悔やみました。
でも最期は私の家の近くの病院に転院させて、看取ってあげることができたので、少し救いになっています。
お父様が望むのなら、ぜひ白夜を見に行けるといいですね。お医者様にもよく相談してみてください。それが叶わなくても、Juneさんが近くにいてくれるだけで十分お父様に気持ちは伝わると思います。元気出してくださいね。
(上のコメントを拝見して、Juneさんご自身も胃癌を患われたということを知り、驚いています。どうか、Juneさんもお体は大事にしてくださいね。)

投稿: みなみ | 2007年3月29日 (木) 20時24分

→みなみさん
ご心配いただいてありがとうございます。「親孝行 したいときに親はなし」って、最近この言葉が特に身に沁みるようになりました。親って、子供が近くにいるだけで満足してくれるものなのですね。みなみさんのお父様も最期は安心して旅立たれたのだと思います。父は今日針生検を受けて、その結果によって治療方針や今後の見通しが決まるので、可能なら6月末の夏至に北欧に連れて行こうと思っています。
私は一昨年の10月に胃を2/3取る手術をしました。翌年の1月からジョグを再開して、10マイルやハーフの大会にも出て、今年2月にはフルも走れて、人間って結構強いものだなぁなんて感心しています。あの鈴木宗男さんも同じ手術をして東京マラソン完走なさっていたし。縁起でもないのですが、みなみさんもどこも悪くなくてもどうぞ定期健診を受けてくださいね。自分の手術以来、大事な人みんなにお願いしています。

投稿: June | 2007年3月30日 (金) 09時21分

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